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開発の経緯
ウニ殻ろ過材は北海道立総合研究機構(道総研)水産研究本部釧路水産試験場が水産廃棄物の利用のために開発、提案したものです。北海道曹達はカニ殻からキチン・キトサンの製造を行っており、同じ水産廃棄物を適切に処理することができることから水産試験場における実験利用のためにウニ殻ろ過材の製造委託を受けていました。その後、釧路水産試験場と同機構水産研究本部さけます・内水面水産試験場の研究によりろ過材として利用できることが実証されました。
平成28年度に北海道の循環資源利用促進税事業において道総研と実施している循環資源利用促進重点課題研究開発事業として釧路水産試験場の「水産系廃棄物ウニ殻からの循環ろ過式水槽用資材の開発」が採択されました。この課題に対して釧路水産試験場、さけます・内水面水産試験場、北海道曹達が平成28年度から平成31年度まで共同研究を実施しました。その結果として北海道曹達から6月26日にウニ殻ろ過材をバイオろ過フィルターウニポラスとして事業化しました。
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